被害者が死亡してしまった場合の補償

被害者が交通事故で死亡した場合、葬儀費用を賠償します。ただし人は必ず死ぬことから考え方によっては葬儀費用は交通事故によって支出させられた損害とは言えません。このため、100万円から150万円程度までの葬儀費用は問題ありませんが、それを超えた費用までは補償されません。次に将来得られたであろう収入分を補償します。これを逸失利益といいます。被害者の年収や年齢、家族構成によって金額が変わってきます。基本的に交通事故の前年度の収入額をベースに算出しますが、学生や無職者等の収入がない場合は統計データの平均収入額を使用します。また若年層等で将来の収入増が見込まれる場合も統計データを使用することがあります。収入額から亡くなったことで掛からなくなった本人の生活費を控除します。具体的には独身の場合は50%、家族何人かを養っているのであれば30%程度になります。収入額から生活費を控除した額に働けると見込まれる年数を掛けますが、将来の収入減を前倒しで支払うことになるため、金利分を控除して支払います。具体的には年数をそのまま掛けるのではなく利息を控除したライプニッツ係数というものを掛けます。最後に慰謝料になりますが、これは家族構成や扶養家族の有無、年齢で金額が変わります。

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